2011-02-28

ダンスのオーディション

3月の初めに、久しぶりにダンスのオーディションへ言って参りました。”Act2”というダンスカンパニーで、たまたま1人の代役を捜しているという事でした。これはアーティストの職業安定所のサイトでたまたま見つけたものでした。私はダンサーではないので、どうなるかわからないけど、カンパニーのカラーがとても好きだったので、ダメもとで送ってみるかと応募したものでした。ちなみにこの下のビデオが、彼らの今回の作品です。本物の方が断然面白いと思うのですが。。。



et si j'étais Moi ! - création 2010 par Act2_cie_catherinedreyfus


オーディション当日、、、1人の代役に50人以上のダンサーが集まっていました。ゲゲッ!!私一人だけ、飛び抜けて小さい?!、、、気にしない、気にしない、、、と自分に言い聞かせ、午前のオーディションに挑みました。始まる際に、このカンパニーの振付家の人が「今回は、私の代役を捜しています」と言った瞬間、、、げげ?なぜ私はここにいる???彼女の身長は165cmくらい。やはりよく見ると、小さいのは(150cm)は、わたしだけ?!履歴書にも書いたはずなのになぜ私はここにいるのだろう??と謎ばかり?キャラものも試したかったからか?(笑)


午前の第一次審査の後、帰る準備をしていたら振付家が声をかけてきてくれて、その謎を解明してくれました。
「私達のカンパニーは一人小さいダンサーがいるのだけど、もしかしたらすぐには仕事にならないけれど、いつか代役が必要になる事もあるかもしれないと思って、あなたを呼んだの。不思議よね、、、ほかのあなたの身長の人達は書類の時点ですべて切ったのに、あなたとは会ってみたかったの。でも私の予感は的中したわ。あなたは多くのクリティーを持ってるし、あなたの自然に持ってるコメディーのカラーは、うちのカンパニーと合っていたわ。今回のオーディションの目的は私の代役だから、あなたの身長は足りないから無理だけど、あなたの可能性をもっと見たいので、良かったらこのオーディションに残ってくれないかしら?」

ほへー、こんな事もあるんだ〜。とビックリしたものの、「もちろん!」とオッケーしてみっちり参加してきました。合格しないってわかってるのに、オーディションに参加なんて、ちょっと複雑??ではあったけど、なかなか普段できない振り付けだったり、ダンサー達との関係だったりと、すごく勉強になりました。私は次の日の最終審査の前まで参加しました。いやぁ〜、面白かったです。色々な即興をやったんだけど、振付家の創造的なユーモアに感動しました。なかなかコメディーで面白いダンスなんて、なかなか見た事ないけど、彼女達のは本当に面白いっす!エネルギッシュで、温かくて、笑えて。。。うーん、いつか参加させてもらえると良いなぁ。。。あ、いかんいかん、下心丸見えじゃ。でも、このオーディションの後はバキバキの筋肉痛。。。ダンサーって、やっぱすごい仕事だなと実感した日でもありました。

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