2012-08-16

義母の家でバカンス


うちのバカンスの定番は、ジュリアン(夫)の母の家。今回も行ってまいりました!

ジュリアンの母の家は、パリからTGV(フランスの新幹線)に乗って南に約6時間行ったBrive-la-Gaillardeブリーヴ・ラ・ガイヤルド という駅から更に30分車を走らせたところにあり、緑に囲まれた小さな村にあります。




(ジュリアンのおばあちゃん宅に集まった様子)

今回は、ジュリアンと私に加え、最初の3日間だけですが、ジュリアンの弟ビクターとその恋人ナタリーもいて、前半のバカンスはとても賑やか♪





人生2回目となるカヌーにも乗りました。意外とゆったりとしたイメージのカヌー。これが意外と腕と腰にくるんですね〜。結構後半はぐったり。


でもこの広大な自然の中に入ると、疲れも忘れる〜♪って、休んでいる私をよそに、ジュリアンは一生懸命、ヨイショ、コラショとカヌーを漕ぐのでした。。。





カヌーを漕いだ後は、この川で水遊び。外は暑いくせに、水は凄く冷たかった。そのせいか、私とビクターだけが水の中に。。。そのビクターも3分ほどで外に出てしまって、結局私1人で泳げないながら、パチャパチャと水で遊んでいました(笑)。




お家に帰ると、イザベル(義理の母)とアラン(その夫)がバーベキューの準備をしてくれていました。うーん、匂いだけでヨダレが(汗)。普段なかなかこのメンバーがそろう事がないので、イザベルのお料理にも気合いが♪イザベルもアランも、兄妹そろって遊びにきてくれたのが、嬉しかったんだろうなぁ。



(イザベルの家のテラスの様子)

食後は、家族そろっての思い出話に花が咲きます。私はと言うと、、、少し話に参加してから、いつものごとくシエスタ(昼寝)へ。たはは。。。食べた後って、話すより寝る!!って感じなんだな。



(この街の中心部に当る道路)

ビクター達が帰った後も、私達のバカンスは続きます。今回久しぶりにBrive-la-Gaillardeブリーヴ・ラ・ガイヤルド の街を少し探索。イザベルの家の近くは、生活品以外のものはあまりないので、それ以外のショッピングは、大きな街まで行きます。その1つがここ、Brive-la-Gaillardeブリーヴ・ラ・ガイヤルド 






街を観て歩いていると、大きな教会が。でも、金網で教会のまわりが仕切られていて、大規模な工事??と思っていたら、、、





なんと、発掘作業が行われていたのですね。ついさいきん、ここで人の骨が何体も発掘されたそうで、その作業がまだ続いています。この日、凄く暑かったのですが、皆さん真っ黒になりながら、作業してました。。。



(レストランでくつろぐ、ジュリアンとアラン)

この日の締めくくりは、美味しいレストランでランチ。ここの日替わりランチは、結構美味しかったぁ。。。しかし、、、レストランの名前をメモるの忘れてしまいました。。。すいません(汗)






他にも、たまたま友人がバカンスで近くの街に来ているという事で、イザベルの家から車で1時間のSarlat-la-Canéda (サルラ・ラ・カネダ )にも行ってきました。またBrive-la-Gaillardeブリーヴ・ラ・ガイヤルド と違って、古くかわいい町並みが特徴的。観光地としては有名で、多くの外国人観光客がこの街を訪れています。




ここで待ち合わせしていたのが、ソフィ。私がフランスに到着してから知っている、古い友人というか、、、。彼女とは旅回り公演も何回かさせてもらっています。その度にいろいろケンカしたり、仲直りしたりと、なにかというとつるんでいる友人の1人。今回彼女はここで、ちょっと変わった鳥の鳴く音のする笛を売っていました。




この笛はLe Sifflet Rossignol(ナイチンゲールの笛)と呼ばれていて、上手に吹けると、本当にキレイな鳥の鳴き声のような音が鳴らせます。しかし、これが意外と難しくテクニックがいるようです。

Le Sifflet Rossignol(ナイチンゲールの笛)の鳴らしながら売ってる風景
Le Sifflet Rossignol(ナイチンゲールの笛)の鳴らし方(フランス語)
Le Sifflet Rossignol(ナイチンゲールの笛)の公式サイト(フランス語)

覚えてしまえば簡単だそうですが、使えるまでにはほんのちょっと時間がかかりそう。そのため、ソフィは笛の使い方ビデオをオリジナルで作って、一緒に販売してるそうです。



普段彼女は、Statue Vivante (生きた彫刻)の仕事をしているアーティストなのですが、夏の暑い時期になると、色々な観光客が集まる街で、この笛を売って旅をしています。なので、今回はたまたまSarlat-la-Canéda (サルラ・ラ・カネダ )にいたんですね。久しぶりに色々な話しが聞け、相変わらず元気そうなソフィに会えて嬉しかったです。





他に行ったところといえば、、、大自然の中にある動物園。といっても、牛、鶏、山羊、豚がメインの動物園でしたが、、、(笑)。とくに好きだったのは、豚くん達。








ここでも、、、





あそこでも、、、




こちらでも、、、がっちり眠っていました。。。この日は暑かったからかなぁ。思いっきり、昼寝の時間に到着しちゃったのね(笑)。寝てる姿も微妙に不細工な君たちが、愛おしい♪




もちろん他にも熊とかオオカミとかいたんですが、私の目が止まったのは、このバンビ君。この美しさに目が止まったのは、私だけではなく、他の来園者達も。彼には何かある?!透き通ったような不思議な美しさがありました。



そして私達を笑わせてくれたのが、このカワウソ君。えさを食べたり、泳ぎまくったりと、かわいい姿で、ちょっとおとぼけくんなところが良かったです。と、まぁ大きいわりにはあまり動物の種類が少なかったけど、なんと言っても森の中にある動物園なので、とても気持ちがよかったです。




(お城の中で開かれたオペラ公演)

そして今回、このバカンスのメインで楽しみにしていたのが、オペラ鑑賞!!歌の大好きなイザベルのお勧め”蝶々夫人”を観に行きました。わたしってば、本当にオペラの事は何も知らなかったのですが、オペラって作られた作品の言語で歌うんですね。。。この作品はイタリアで作られた作品だったので、イタリア語。オペラ歌手の人って、本当に作品ごとに言葉を学んだりしなくちゃいけんのですね〜、、、大変な仕事だ〜(驚)。

イタリア語だから、わからないかなぁと思ったけど、これが意外と楽しめたんです。第一幕では、日本人役の人達の衣装が中国人、動きがタイ人で、突っ込みどころが多く面白かったけど、2幕目からは、それも気にならずに作品に入っていけました。歌手の人が良かったんだろうなぁ。さすがプロ!!

次回はぜひパリのオペラ座で、有名どころの作品も見てみたい!!




そして最後に、、、今回私が力を入れたのが、運転の練習。運転免許は持っているのですが、こちらで運転した事がないので、ペーパードライバーと一緒の状態。旅公演などにいく時に、私はいつも乗り込むだけで、運転してる人達を助ける事もできず、悪いなぁと思っていたのです。

なので田舎にいる今がチャンス!!という訳で、毎日朝と夕方30分だけジュリアンに教えてもらいました。最初はひ〜、ひ〜、となっていたけど、後半はだいぶん慣れてきて、少し遠くまでいけるようになったのですが、ジュリアンいわく「まだまだ運転が荒すぎ;乗ってる方が怖い」だそうで、まだ先は長そうです。これから毎回イザベルの家にきたら、運転していこうと思います。がんばるぞー!!




(暇な時にとった写真)

と、まぁ今回の10日間のバカンスは、意外と予定ビッチリで、あっという間に過ぎてしまいました。楽しかったけど、少し疲れたかな。。。次回はもう少しゆったりしたバカンスにしようっと。。。






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