2010-04-30

母と兄の渡欧 - ロンドン初日

今回、母は4回目、兄は2回目となる渡仏。「せっかくだから、近いヨーロッパの国に行ってみたいわ。そうね、ロンドンがいいわね」の母の一言で、ロンドンにいく事になりました。

私にとっては久しぶりのユーロスター。パスポートを見せるところで、突然フランス語が英語に変わって、一瞬戸惑うあの瞬間。お久しぶり〜。。。
私も少し英語が話せるぞ風に(本当は話せない。)「ハロー !」と言ってみたら、「グッド・モーニング」と返ってきて、すでに一瞬戸惑う。「ナイト・シーーング! (観光です)」をとにかく繰り返し言ってみると、、、監察官が苦笑い。イギリスなまりの素敵なフランス語で話してくれました。たはは。やっぱり英語は勉強せんとダメじゃな。。。

その後何の問題も無くユーロスターで、イギリスへ♪ 到着したのは9時頃だったので、バッキンガム宮殿の兵隊交代の儀式に間に合うから、行ってみようとなりました。私も3回目のロンドンですが、一度も見た事が無かったので。。。しかし到着してみると、、、



この人だかり?!まだ1時間前だと言うのに。でもせっかく来たから待ってみようと、人にもまれながら待っていると。。。





 来た!!音楽と一緒にパレードで登場。お、お馬さんじゃぁ〜。と、すでに人酔いして、テンションがハイになっている私。パレードぐるっと回って宮殿の中へ。







 ここからは、私の身長のせいか、人だかりのせいか、全く見えず。そのとき近くにいた、子供を肩車している何人ものパパを発見!!ジュリアンに「私も便乗したい〜!!肩車してくりー!!」とお願いし、10分ほど子供達に交じって見学。。。しかし柵があったので、写真を撮るのが難しく、これが苦肉の一枚。






人混みでグッタリした後は、とりあえずゆっくり公園内の散歩。天気があんまり良くなかったのは、残念だったけれど、色々な鳥に出会えたのは嬉しかったです。あ、これはペリカンの背中。






 ここで生きる鳥達は、とっても優雅でのんびり。この時期、たくさんの赤ちゃん鳥もみました。そしてここで一番楽しいのが、、、







 リス君達と戯れる事〜。悔しいぐらい、人に慣れたリスはかわいいっす!!







 手を出すと、こんな風に近づいてきて、骨抜きにされました。何時間でも戯れたい〜!!!と、言いたかったところですが、この日の夜にミュージカルを観に行く予定だったので、チケットを買いに街に出発。




ロンドンでは、当日券を売ってるところが結構あり、私達は観光本にも載っている、レスター・スクウエアー駅の近くの「tkts」 で購入。いやー、当日券って数が少なくて、手に入るのは難しいと思ってたけど、昼ぐらいに行ってもちゃんと席があって、しかも安い!! でも、人気のあるミュージカルは、週末にここで購入しても高いので、平日に行くのがお勧めです。今回見たのは、、、、








日本で、母も兄も私も観た事のある「レ・ミゼラブル」。話を知っているので、きっと観やすいだろうと、このミュージカルにしました。日本だったら、帝国劇場で席は高め。私は高校の時に観たから、結構後ろの方の席しか買えなかった記憶があります。きっと、この席もちょっと遠いんだろうなぁと思っていると、、、

 近い?!役者さん達がでかい?!本当にすごかった。今までロンドンでいくつか作品を観ても、日本のミュージカルもすごいじゃんって思っていたのですが、今回はこの考えを覆しました。ぜんぜん違いました。。。やはりこの作品の本場だからなのでしょうか。







日本の”レミゼ”も、楽しいし、素晴らしいし、感動するけど、一回観たらそれで満足。キレイすぎると言うか、役者さんと作品に距離があると言うか。。
この劇場で観た”レミゼ”は、生々しいんです。本当に語ってるというか、時にはメロディーなんてどうでも良いていうか。役者さん達がそこにいるっていうか。。。人種の違いがそうさせるのか、歴史がある作品だからこそこうなのか、全くわかりませんが、こんなにすごいとは。。。初めて、ミュージカル作品でもう一度観たいと思いました。ぜひ、ロンドンに行く方観てみてください。マジでお勧め!!

いやぁ〜!!この時にロンドン来て、本当に良かったと思いました。それは母も兄も同じ。この日は本当に大興奮の夜でした。

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